【~大橋のワイン選びの基準~】

私がどのような基準を持って、ワインをラインナップしているか?
ワインショップ‘ソムリッチ’をご利用になられる方に、まず私のワイン選びの考え方について
是非あなたに知っていただきたいと思います。

1.まずは、必ずテスティングして、納得のいくワインしか扱いません!
  (一部の高額のワインや希少ワインなど、テスティングしなくても判断できるものについては
テスティングしない場合もあります)
2.テスティングした上で、自分の基準に合致するかどうか判断しその上で、
取り扱いを決定します。

  ●その基準とは、下記のとおりです。

ワインの価格は、本当にピンからキリまで。
品質も、価格に応じてよければ良いのですが、
「かなり無理をして買ったワインの味にガクゼンとしたことがある」
このように、高いお金を出せばおいしいワインが飲めると思って、期待を大きく裏切られた経験を持つ方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、ワインショップ‘ソムリッチ’では、あなた様に、出来るだけその様な悔しい思いをして頂くことがないように、少なくとも自分自身が飲んで、「価格相応」と思えないワインについては取扱いをしない!と決めています。

それから、とにかくわかりやすくという事をポリシーにしていますのでまずは私がどんな基準を持ってワインを選んでいるかを公開いたします。

 

★私はワインの価格について、次のような考えをもっています。
まずは、私の価格に対しての考えを知っていただいてから、ご覧いただけるとより理解
していただけると思います。
1000円までのワイン…デイリーワインも含め、妥協できるのはこの価格まで!  

1000円までのワインといっても、じつに幅広いです。
価格に応じた品質の差が最も現れるのが、このクラスではないでしょうか?
   

たとえば、500円のワインと1000円のワインでは、非常に品質に差があります。
私は、基本的に1000円以下のデイリーワインでも、あなた様が安心して、おいしく
飲んでいただけるような、“安全なワイン”を取り扱うようにしています。
どんなに安くても、極端に手の加えられているものなどは、扱いません。
(ただし、お客様からの指定等があった場合に、取り寄せたものがそういった類の場合は別です)

したがって、特別な理由でもない限り、500円以下のワインを使う事はまず、ない!
と思っていただいて結構です。
500円以下のワインは、輸入コストや流通コストを考えても、まともなワインは
極めて稀であるからです。
  手前ミソになりますが、ワインショップ‘ソムリッチ’の1000円以下のデイリーワインの品質は良いです。
テスティングによって、安心してお買い上げいただけるワインと確信してから
取り扱いますので、ご安心ください。
  

また、この価格帯は、100円の差が大きな品質の差となって表れてきます。
200円違うと、本当に別物というほど味わいが違います。
  

このクラスこそ、価格の差が最も出やすいクラスともいえます。
ただ、1000円以内で3000円クラスの味わいがするといった、超掘り出し物
的な物を探そうと思う事も、難しいと思います。
どうしても良いワインを造ろうと思うと、最低限のコストはかかってしまいます。
そういった意味からも、このクラスのワインに過大な期待をするのは、
正直難しい話です。

 つまり、1000円までで、偉大なワインといわれているような味わいを期待されても
それは、不可能です!と言っても良いでしょう。

在庫処分的な、何か特別な理由でもない限り、普通ではありえないことですから、
そういったワインがあったとしたら、まず疑ってかかることから始めていただいたほうが
賢明だと思います。

 毎日飲む高品質なデイリーワインとして、ワインショップ‘ソムリッチ’での、1つの目
安が1000円までの価格帯のワインだ!という事です。 

  

1000円~1500円前後までのワイン…充分おいしい品質の良いワイン  

  実際に、このクラスは非常に当たり外れの大きな価格帯です。
中には、「え~!これでこの価格!」と驚くようなおいしいワインに出くわす事も
あれば、「がっかり~」といった事もあるのが、このクラスです。
  

ただし、探せば間違いなくおいしいワインに出くわす事もできる価格帯ですので
私も、この価格帯については非常に力をいれ、慎重にチョイスしています。
  

特に1500円に近い価格で、私が「これはおすすめ」というのがあったらそれは要チェックです!
皆さん驚くような素晴らしいワインに巡り合える事が出来るのも、このクラス
です!
ただし、有名産地や有名銘柄のものですと、逆に品質の高いワインを造る事が
難しい価格帯ですので、安いからといって有名産地や有名銘柄のワインを買うの
は避けたほうが良い価格帯です。
  

※このクラスでの掘り出し物の多くは、有名産地以外のワインです。

1500円~2000円前後までのワイン…相当おいしい高品質ワイン  

  このクラスは、あなたの好みのタイプと合致すれば、かなり満足度の高いワインを
手に入れることの出来る価格帯です。
  

製造コスト的にもかなりかけられる価格帯ですので、探せば相当においしいワイン
に出会うことが出来ます。
有名産地以外が狙い目の価格帯です。  

有名産地のワインは、その産地自体がブランド化しているため、その土地自体の価格が高かったりと、どうしてもコスト高が避けられないということがあります。
それだけ良い条件の土地なので仕方ないのですが、そうなると、同じように造ろうと思っても、製造コストがどうしても高くなってしまいます。
  

ですから、私はこの価格帯で満足行くワインをお探しなら、ちょっとマイナーな
産地の高品質ワインを探すのがベストだと考えています。

●2000円~3000円前後までのワイン…おいしいワインでなければならない  

このクラスは、無名の産地ならば飛び切り上等のワイン出なければなりません。
また、有名産地のものでも、かなりレベルの高いワインを買うことの出来る
価格帯です。
  私は、マイナーな産地の丁寧に作られたワインがおすすめです。
本当に素晴らしいワイン巡り合う事が出来るのがこのクラスのワインです。
  

産地にこだわらずおいしいワインをというあなたにとっては、大変,満足度の
高い価格帯です。
  

ここまで出したなら「おいしいワイン」なければなりません。
つまり、ハズレを出したらいけない価格帯!私は、そう考えています。

3000円~5000円前後までのワイン…絶対においしいワインでなければいけない  

このクラスになると、絶対においしいワインでないといけないですね!
ただ、有名産地のワインなどは、この価格帯でもたまに「あれ?」っと思うような
ワインがあります。
  

良く探せば、そういったワインを避ける事が出来ますが、
一般の方が一番失敗をしやすいのがこの価格帯ではないでしょうか?
  

たとえば、「5000円も出せば、間違いなくおいしいだろう」とか
「これだけ出して,聞いたことのある有名産地のワインなら間違いないだろう」
といった具合です。
  

実際にこれだけ出して外れた時の悔しさはないですよね~!  

私としては、この価格で外したら、存在価値はない!と思っています。
絶対に満足していただかなければいけない価格帯だと思います。

5000円~10000円前後までのワイン…おいしくなかったらウソ!  

 このクラスは、言うまでもありませんね!
5000円~10000円という事で、かなり幅がありますが、
特に10000円に近いクラスは、おいしくなかったらウソですよね!
  

実は、ワインブームになる前、つまり10年近く前のことですが、
いわゆる、超一流のワインといわれているボルドーの第1級格付けのワイン(身近なところでいくとシャトー・マルゴーなど)などが、この価格帯で充分買うことが出来たのです。

その当時と比べて、ワインを造るコストが急激に高くなったかといえばそれほど差はありません。
ということは、たとえば、シャトー・マルゴーを純粋に造るためのコストという面から
考えたら、10000円以下で売る事の出来るコストしかかかっていない!
ということです。
  

つまり、世界最高のワインを造るために必要なコストというのは、この価格でも可能!
という事です。  
  

ですから、この価格でおいしいワインが手に入らなかったらウソということになります。  このことからも、現在の価格高騰がお分かりいただけると思います。

10000円以上のワイン…これでおいしくなかったら、詐欺!?  

 ここまで来ると、コスト以上の価格ですね!
人気があって値段の高いワインというのは、おいしいから人気があるわけで
ここまで来ると、本当に「おいしくなかったら詐欺」ですね!
  

ただし、ここでも個人の好みが最優先されます。  

好みでないワインの場合は、このクラスのワインでも、
「詐欺だ~!」と怒鳴りたくなるような気持ちになることがあります。
  

このクラスのワインを選ぶ時は、特にじっくりとご相談くださいね!

 

 ほとんどすべてのワインについて、上記のような基準を持ってワインを選んでいます。
テスティングをし、これらの基準に合致しないワインについては、取り扱う事はありません。

  もちろん、おいしいだけではいけません!
それが、ちゃんと管理され、輸送されているかどうか?という細かい部分にまで、チェックをし、
総合的に見て納得ができたときにはじめてラインナップするのです。

  ただし、1つだけいえることは、ワインは個人の好みが最優先されるものです。
したがって、あるタイプのワインで私が非常に評価をしても、そのタイプの味わいが好みでない
方にとっては、その評価通りに感じていただけない事はやむをえない事だと思っております。

 その点、嗜好品の宿命です。ご理解いただきたいと思います。

 もしあなたが、これを読んで納得いただけるようでしたら、ぜひ私に胸を預けたつもりで、
遠慮なく相談してくださいネ! 

 全力で、あなたの好みに合致するワイン選びをお手伝いいたします!

★ワインについて、ご相談ご希望の場合は、

1:電話にてご相談を承ります。 通話料無料の0120-23-0263
営業時間内にお電話ください。最も詳細にアドバイスが可能です。(10:00~19:30毎週水曜定休)

2:E-mail・またはファックス:0569-23-0261 でも承りますが、
回答にお時間を頂きますことをご了承ください。