私がワインを好きになったわけ

◆ ~ その1 ほかでもない私、大橋の物語です。~~

私とワインの出会いは、それはそれは非常に衝撃的なものでした。
生まれ落ちたのが酒屋ということもあり、あれは私が小学校3年生の時でした。

今だから言えますが(すでに時効が成立している)オヤジが、あるワインを抜き、“一度飲んでみろ”と、私にグラスを差し出しました。恐る恐る飲んでみると、それはいままで口にしたこともない、たとえようのないくらい甘~い液体でした。

その時の感激は今でもはっきり覚えています。
子供ながらに“ワインってこんなにおいしいものなんだ”と思ったものです。
もうそれから自分の中では、ワイン=おいしいという図式が出来上がってしまいました。
その時点からワインに対する印象がとてもいいワケです。

ちなみにその時飲んだワインというのが、「バルサック」というフランス.ボルドー産の極甘口のデザートワインだったのです。

今でこそ、そのワインの正体はわかっている訳ですが、実際その時以来、チビながらに「バルサック」という名前はずっと忘れませんでした。

正直な話、今でも偉大なワインを飲む機会がありますが、あの時の衝撃を超えるワインには出会ったことがありません。おそらく今後もないでしょう。
自分がこのように思ったように、やはり第一印象ってとても大切ですよね。
人それぞれの出会いがあると思いますが、皆さんのそんな物語を是非教えて下さい。
許可を得て、このホームページで、紹介していきたいと思います。

◆ ~ その2 トップページでおなじみ!大橋の愛娘.リカの物語です。~

はじめにお断りしておかなければならないのですが、彼女は現在小学校3年生です。
だから飲酒をしてはいけないのです。
だから、ワインは好きなんだけど決して愛飲者ではない!ということだけお伝えしておきます。

「それじゃ~、ワインが好きってことはどういうことだ!」という声が飛んできそうなんですが、 ここだけの話にしといて下さい。まだ、時効じゃないので…。

私自身がワイン好きのため、「カエルの子はカエル」なのでしょうか?リカも私たちがワインを 飲んでいると、おもむろにグラスを持ち、ぐるぐる回しながら「う~ん、これはブドウの香りがする」などといっちょまえに講釈をたれるんです。

そのリカも、あるワインの試飲会に連れていったことがキッカケとなりました。
あれはまだ保育園の年中だった時ですが、私たちがテスティングしてると子供だからイヤになってくるわけですよ。そこで黙らせるためにあるワインを飲ませてみたら、「おいしい!おいしい!おかわり」といって、その場から離れなくなってしまいました。
超ハイになったあげく、気が付くと真っ赤な顔して、帰りはあっという間にグーグーでした。

そのワインとは、「ドイツ産の極甘口デザートワインで有名な”アイスワイン”」です。
父親の私も、産地こそ違うけどやはり「デザートワイン」でワインが好きになってしまったように、リカも同じなんだ、っとふと思ってしまいました。

それからというもの、リカは白ワインを見るたび「飲む、飲む!」とうるさく、辛口のものでも本当かどうか知りませんが、「やっぱり白ワインはおいしい!リカは白ワインが好きなんだよね~」などといってます。
まったく行く末が恐ろしい~!と思ってるのは私だけでしょうか?

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